NEIGHBOR FARM @せたがやそうえん
About
NEIGHBOR FARM @せたがやそうえんは、世田谷区桜丘にあった「せたがやそうえん(世田谷区立桜丘農業広場)」内で展開された、ご近所参加型の小さな畑の取り組みです。野菜づくりやみかん狩りといったワークショップを通じて、地域の人が農に触れ、食や暮らしについて学びながら、近所の仲間とゆるやかな関係を育てる場をつくりました。
特徴と魅力
- 都市の中で農に触れる体験: 江戸時代から続く広大な住宅街の畑を舞台に、日々の畑づくりや季節の収穫体験に誰もが気軽に関われる場を開きました。
- 農業に限らない場づくり: 畑を耕すことにとどまらず、学び、多世代交流、子育て、福祉など、まちの豊かなテーマと接続するコミュニティ型プロジェクトとして運営されました。
- 未来の公園へと繋ぐ社会実験: 区立の農業公園として生まれ変わるまでの約2年間、世田谷の個性豊かな事業者たちとともに「これからの地域の循環のカタチ」を検証・実践しました。
Story
世田谷の住宅街を歩いていくと、立派なみかんの木がある広大な畑が、突如として現れる。 長年地域に愛されてきたこの風景を、ただの宅地にするのではなく、新しい「農ある場所」として未来へ残せないだろうか。
「NEIGHBOR FARM」は、そんな畑の記憶を繋ぐ2年間の社会実験から生まれた都市農園です。
私たちがこれまでコワーキングスペースという室内の場で大切にしてきた「人と活動が自然に交わり、混ざり合う場づくり」。それを、仕事やイベントの枠を超えて、地域のリアルな暮らしや土の上へと広げていく挑戦でもありました。
青空の下で泥に触れ、食べものを育て、同じご近所さんと「こんにちは」と顔を合わせる。そこには、デスクを並べるのとはまた違う、素朴で温かい関係性が育まれていきました。
期間限定のプロジェクトとしては一度幕を閉じ、場所は次のあたらしいたくむへと引き継がれましたが、せたがやをまぁるく耕したあの愛おしい時間と、地域の中に生まれた温かい繋がりは、今も私たちの場づくりの大切な地層として息づいています。
せたがやそうえん暫定利用期間における、ご近所参加型農園プロジェクト(2025年春の区立農業公園開園に伴い、現在は活動終了・アーカイブプロジェクト)